読めますか? テーマは〈泣く〉です。

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答え
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選択肢と回答割合

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号ぶ

答え
さけぶ(正解率 50%)「叫ぶ」と同じこと。夏目漱石「三四郎」などに「泣き号ぶ」の用例がある。「号泣」とは本来、声を上げて激しく泣くことだが、声を上げなくても使われる例が広がっている。しかし先日話題になった兵庫県議会議員の「号泣」は正しい使い方。

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おたけぶ 36%
くちずさぶ 14%
さけぶ 50%

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答え
むせぶ(正解率 96%)むせること。また、泣き声をのどにつまらせ激しく泣くこと。咽はのどのことで、「むせぶ」の関連では「嗚咽(おえつ)」という熟語をつくる。

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選択肢と回答割合

しのぶ 2%
すさぶ 2%
むせぶ 96%

馬謖

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ばしょく(正解率 83%)「三国志」に出てくる諸葛孔明の部下。「泣いて馬謖を斬る」という故事で有名。孔明に目をかけられながらその命令に従わず大敗し、軍律のため孔明に斬られた。最近あまり聞かないが、身内に厳しい処分をするところがないせいだろうか。

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ばり 13%

滂沱

答え
鞍馬石 蹲 48.6キロ 庭石 鑑賞石 石 庭 坪庭 砂利 和(正解率 92%)涙などが盛んに流れ落ちるさま。尾崎紅葉「金色夜叉」では「はらはら」と読ませている。元々は雨が激しく降るさまをいったようだ。

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選択肢と回答割合

ぼうた 3%
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ぽた 5%



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この週は「泣く」。お分かりだと思いますが「号泣県議」が契機です。
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同僚からは「初めて正しい『号泣』の使われ方に出合った」という冗談が飛び出しました。というのは、本来号泣とは「大声を出して泣くこと」なのに、最近は声とは関係なく単に激しく泣く意味で使われることがほとんどになっている実態があるからです。
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文化庁のサイト「言葉のQ&A」ではこの結果を踏まえた上で次のように分析しています。「このように『号泣』の意味するところの範囲が拡大して用いられるようになったのは、週刊誌やテレビ番組などが、誰かの激しく泣く様子を、声の有無にかかわらず、『号泣』と表現し始め、それが、次第に、一般にも広がっていったのではないかと思われます。激しく泣いたり、大泣きしたりすることを表すのに、ふさわしい熟語がほかにないことなども関係しているのかもしれません」
たしかに2文字の熟語で、それも常用漢字など分かりやすい字で似た言葉を探すと「感涙」くらいしか思いつきません。それではインパクトが足りないと思う雑誌やテレビの担当者が「号泣」の語につい頼ってしまうのでしょう。
それに加え「号」の字が「さけぶ」ことだと意識されないことも「号泣」の受け取り方が変質している理由と思います。今回「号ぶ=さけぶ」の正解率が半分にとどまったことからもそれがうかがえます。
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実によく泣く星飛雄馬ですが、この表の「涙の種類」に「号泣」とあるのは意外にも1カ所だけ。あとは「悔し泣き」「悲し泣き」「感動」などと分類されています。そういえば確かに彼はよく涙を流しますが、わんわん大声を上げて泣くシーンはあまり記憶にありません。「号泣」と記されたのは恋人美奈さんの死のシーンで、確かに絶叫していました。しかし人前ではなく山の中で木に頭を打ちつけつつ泣くのです。どんなに取り乱しても男は人前で号泣するものではないという美学がうかがえます。
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春は曙光、夏は短夜 季節のうつろう言葉たち

当サイトの「読めますか?」をもとに、季節にちなむ言葉を厳選し加筆した本。

さまざまな文学作品が築いてきた味わい深い日本語の一端を紹介しています。

美しい季節の言葉を味わいたい方、間違えずに使いたい方におすすめします。

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